食事は人生と顔を作る?

「食養人生読本」を読みました。

食養人生読本

食養人生読本

マクロビオティック創始者である桜沢如一氏が昭和15年にまとめた本です。
自然食を知った10年くらい前に読んだときは、内容がさっぱり理解できなかった
のですが、当時よりわかるところが増えていました。



興味深いのは、体質や顔立ち、病気は遺伝ではなく母親の摂る食事によると
断言しているところです。よく言う「ガン家系」や「糖尿病家系」というのはやはり
同じものを食べているからなのでしょうか。
それと、子供の顔を見れば、母親がどんな食事をしていたかわかるとか…
おぉ 怖い!…思わず自分と子供の顔を見入ってしまいました。



それと古い本なのに、食事の採り方で注意を呼びかけている部分が現在と
変わらないところです。
例えば、甘いお菓子や果実、肉や魚を多く摂ることを警告したり…
(女性の病気の場合は体を冷やす砂糖や果物のとりすぎが原因とか!)
日本人の食事は、開国して外国の食材が多く入ってきてから、ガラッと変わった
のでしょうか。今では和食でも普通にお砂糖を使っていますよね。
料理でもお砂糖を使い、おやつに甘い物を食べていたら、一日にどのくらいの
砂糖を摂取しているのか?!想像すると怖いです。



家族の人生と健康を左右するのは、毎日の料理を作る妻・母ということです。
一家の料理人は責任重大ですね!
質素な食事が一番のようです。普段の食事を見直そうと思いました。