軽やかな心に変身!

…できそうな、名越康文さんの講演会へ行ってきました。
タイトルは「震災後の心がフッと軽くなる生き方」だったかな?
精神科の先生で、お名前だけは知っていたのですが、今日初めてしゃべる
姿を拝見しました。
半分はなるほどーと納得し、半分は笑ってしまうほど楽しかった!



興味深かったのは、西洋の心理学は他人の心を見ていくが、自分自身の心は
見ていなかったことに、先生が40代の後半に気付いたということです。
そして、自分の心を見ていく仏教の考え方にたどりついたそうです。




メモ帳にもたくさん書いたのですが、一番印象に残ったのは
「怒りをコントロールする重要さ」でした。
「怒り」といえば、3月に受けた直感によるカウンセリングで、私が前世から
持ち越している課題は「怒りを抑えず表現すること」と聞いていました。
そうは言われたものの、怒りを消化する方法を聞きそびれて、そのままになって
いたのです。講演会で思いがけず答えが聞けて嬉しかったです。





心に怒りがあると、集中力も続かず疲れやすくなり、運気も悪くなるとか。
怒っている人は顔にも出てしまうので、人も寄ってこなくなり、暗くなって
怒りの状態が固定してしまうそうです。




怒りを感じたときに、心の中で自分にツッコミを入れるといいそうです。
例えばカッとなったときに「こんなことで怒るなんて、自分ちっちゃいな」
とか。さすが関西の方だけあって、ツッコミが面白い!
あとは瞑想の仕方やテンションのあげ方など教えてくれました。
そうやって怒りを減らしていくと、輝いて魅力的な人になれると…
これは試してみなくては!




よく、なんでもプラス思考が良くて、怒りの感情がダメだとは聞いてましたが
どうやって怒りを消化するのか方法がわかりませんでした。
ただ怒りの感情にフタをしたり、見ないフリをするのはなんか違和感があって…




それとちょっとホッとしたのは、生き物はもともと怒り気質だということ。
人間や動物の赤ちゃんは、怒りによって要求を通そうとしている。
それは生きていくために必要なこと。
でも、怒りで要求を通すことは反社会的なので、怒りをコントロールするように
訓練して成長するという。
怒りを感じるときに罪悪感があったのですが、当たり前の感情で、まだ自分も
訓練中だと思えば心も楽になりますよね。
(って、もう胸を張って訓練中とは言えない年齢か?!)