安保先生のひとこと免疫学 vol,1
過去の「うらら u La La」の連載よりご紹介…
今の季節にぴったりな、冷え対策です。
Rico :体が冷えて困ると言う方からご相談がありました。
日々できる冷え対策を教えて下さい。
安保先生:冷えは交感神経緊張による血液収縮→血流抑制の流れで起こり
ます。長時間労働や夜更かしなどが原因になります。
生き方(忙しすぎ、働きすぎ、昼夜逆転した生活など)を
変えるのが第一。次は湯たんぽ、入浴、軽い体操で血行を良く
して下さい。冷えた飲み物を避けることも大切です。
Rico :先生の指揉みは冷えにもいいですか?
安保先生:指揉みの刺激(痛み)を取り除こうとして、血流回復・反射が
起こります。そして手足がポカポカしてきます。
Rico :その時、副交感神経優位の人はやはり、薬指は揉まない方が
いいのでしょうか?
安保先生:自分で試してみて良いなら、かえってやった方がいいでしょう。
Rico :今盛んに言われている解毒(デトックス)ですが、冷えを解消する
ことはデトックスにつながりますか?
安保先生:便・尿・汗からの老廃物のデトックスは血流にのって起こります。
Rico :デトックスと免疫の関係について教えて下さい。
(毒も多少はないと、免疫力がつかないのでは?)
安保先生:排泄、反射が副交感神経による反射です。つまりデトックスは
交感神経緊張からのがれて、副交感神経を優位にすることでしょう。
また、少量の毒は(薬味や漢方など、軽いストレス)は排泄、反射
を誘発するので健康法になっています。
Rico :先生ありがとうございました。規則正しい生活と、無理をしない
生き方がデトックスにつながり、副交感神経優位へと導くのですね
…便秘は要注意ですね!