北海道産のハッカティー

karingirls2010-08-30

前回の「LUICIA」便りで紹介されていて、ずっと気になっていた和種薄荷の
お茶(ハッカティー)を買ってきました。


精油では馴染み深かったのですが、意外とハーブティーは飲んでいなかった
ことに気付きました。現在では北海道紋別郡で数軒の農家が栽培している
だけだったのですね。
香料としては合成メントールが開発されて、その需要が多いようで…
天然精油も貴重なのでしょうね。


3g/500円とかなり高価なお茶でしたが、それだけ貴重なのでしょうね。
カップ一杯(150ml)に対して0.3g(指先で軽くふたつまみ)だけで十分と
書いてあります。


ティーポットに入れるとき、あまりにも少量だったので驚きましたが
分量通り入れて5分ほど待つと、きれいなお茶の完成♪
香りはそれほど強くありませんが、後味がペパーミントよりも冷た〜い!
和種薄荷の方がメントールの量が多いからなのでしょうか。
これは分量を間違えたら、どうなちゃうんだろう?!




ウィキペディアで和種薄荷の歴史を見ると面白いですよ。

日本では江戸時代、換金作物によって栽培が始まり、移住者によって北海道へ。
反収の高さから北見市で栽培を開始、後に網走一帯に広がった。
昭和初期には薄荷で一財産築いた商人がいたとか。すごい!


戦後、インドやブラジル産の安価なハッカに押されて国内の生産は衰退。
1960年代以降の合成ハッカ登場、1971年のハッカ輸入自由化でほぼ消滅した。
ホクレン北見薄荷工場も1983年のハッカ輸入関税引き下げのあおりを受け、
同年閉鎖した。(途中、端折っています)