オレンジ色いろな話

karingirls2010-04-05

先日「香りの魔法/ケミリーむつ美著」という面白い本を読みました。
チェニジアの香料商であったケミリー家の伝統処方を伝授された日本人が、現代のアロマテラピーとして読みやすく紹介しています。

香りの魔法―14宿星とアロマが導く今日のわたし

香りの魔法―14宿星とアロマが導く今日のわたし


中でも面白いのが「星の持つ力が、その時期に栽培(あるいは収穫)される芳香植物の力と同調する」というもの。
ケミリー家は香料となる芳香植物を栽培するために使っていた独自の暦を持っているのですが、時代とともに哲学的な要素が強まり「自分に何か特別な力が必要なとき、その力を持つ香りを使ってとりいれる」ようになってきたとか。


たとえばローズの香りは、ローズが咲いている時期に天空に見えるアッ・シャウラという星と同じ性質を持っておりその性質は「不動」を現すと考えたのです。


そんな感じで、本には香りの効能だけでなく、星占いの要素も含まれています。
いつものアロマテラピーとは違った観点で見る植物たちに興味津々!
目次がなくメッセージのような感じで書かれているので、好きなページをめくって出てきたところが今の自分に必要といった
「魔法の杖」のような使い方もできそうです。



私がパラパラっとめくって出てきたのは「オレンジ」のページ。
オレンジはひらめきや芸術を支配する「右脳」に働きかける香りで、想像力とインスピレーションを高めてくれるとか。
そこでハッと思い出したのが、オーラでのオレンジ色の意味。
以前、オーラ写真を撮ったことがあり、その時オレンジ色のオーラだったのですが、芸術的な創造力が高まっているときに現れる色でまったく同じ意味!
(見てもらった時は、ちょうど好きな分野に出会って作ることが楽しかった時期でした)
どちらの意味でもオレンジは個性的で、一風変わった人だったり…
勝手なこじつけかもしれませんが、こういう一致って面白いですよね。



ひとくちにオレンジ色といっても、透明感があったり濃い原色だったり、赤みが強かったりくすんでいたり。オーラ写真にはそこまで写らないようです。
また、もともと持つオーラとは違って一瞬一瞬で変化するというので、瞬間で違う色が写るかもしれませんね。
実際に撮影してもらったときも、撮る瞬間までオーラの大きさが変化したり色が変化していました。



本によると「6月23日〜7月5日生まれ」と「12月22日〜1月3日」生まれの人が芸術の星を持ち、オレンジの香りが自分を高めてくれるようです。

前者へのメッセージは「自分の中に潜む、クリエイティブな才能に目を向けて。趣味に生きると吉」

後者へのメッセージは「他人の常識にとらわれず、自分の直感を大切に。人のしないことに目をむけてみて」

この時期に生まれた人はクリエイティブなことが好き…ですか?


絵を描いたり、楽器を演奏したり、何かクリエイティブな活動をする時にはアロマポットでオレンジを香らせるとよさそうですね。
(アロマでのオレンジは気持ちを明るく前向きにし、体への働きかけは消化器系の調子を整えるために使われます)
香りの新しい側面を見せてくれる「香りの魔法/ケミリーむつ美著」。ぜひご一読を!


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