インフルエンザなんてコワクない!リコリスで免疫アップ

今から7〜8年前に結成した「かりんくらぶ」…
現在でも季刊誌「うらら u La La」にてトークを継続中です!
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ライム: …ゴホゴホ。


カリン: ライムなに咳きこんでいるの?


ライム: いえ、ゴホゴホ。…風邪かなあ…。
     新型インフルエンザだったらどうしよう?


カリン: さっき食べたビスケットが喉につかえているだけじゃないの?
     ライムって心配性なんだから。
     それにこの冬には風邪を引かないようにって、
     ずっとペパーミントティーエキナセアティー飲んでいたじゃない。


ライム: それもそうですね。でも…。 (カリンはいいですよね、お気楽で!)


カリン: 大丈夫だって。あんまり神経質になるとかえってだめよ。
     ミントティーの威力を信じなさいって。それとね、リコリスもいいわよ。
     ほら甘草のことよ。知ってるよね…
     知らなかったらいかんぞう、な〜んちゃって。


ライム: …ぶるっ、さむ〜!それに知っています。ハーブティに甘みが欲しいとき、
      お砂糖の代わりにリコリス使ったことあります。
      あ、でもそうですね、リコリスは喉や咳にもいいですものね。


カリン: うん、甘草って漢方など薬用として古くから知られているけど、
     ハーブとしては意外と見近かに感じられていないみたい。
     甘みがとても強くて(砂糖のおよそ50倍)、低カロリーだからちょっと
     変わったダイエット甘味料としても使えるわね。
     それになんと言ったって、薬効がとても高い!
     気管支炎やのどの痛み、咳にもいいし、ウィルス対策にバッチリよ。
     おまけに免疫力もアップ!


ライム: はい、さっそくブレンドティーにして飲んでみます。
     カリンの肝臓にもいいですよ。


カリン: しっ、大きな声で言わないでよ。
     まるでわたしが飲んべえみたいじゃない。


ライム:(えっ、違うとおっしゃるのですか???)


カリン: でも肝臓にはかんぞう(甘草)!というのは本当です。 



 [ リコリス(甘草)LIQURICE ]
豆科の多年草で、利用する部分は根(一部根茎)。薬効の高いハーブとして古くから知られる。根に含まれるグリチルリチンは砂糖の約50倍の甘さがあり、食品、薬品、飲料、リキュールなどの甘味や香り付けに利用される。 グリチルリチンは、副腎皮質ホルモンの分泌を促すので、肝臓機能障害、炎症、アレルギー、胃炎、リウマチ、膀胱炎などにも良いとされ、免疫力を高める作用がある。美白作用をもち、化粧品などにも使われる。 ただし、血圧を上昇し、また、低カリウム血症、浮腫などの副作用もあるので多量に用いらないようにする。


[ ペパーミント PEPPERMINT ]
数あるミントのなかで、一般的に使われ薬効が高いとされるのがペパーミント。味やその清涼感が爽やかで日本人にもなじみやすいハーブの一つ。 消化を促進し、胸やけや胃の痛みなどを緩和する。殺菌、鎮静、抗ウィルス作用のほか、虫除け効果もあり安眠を導く。

[ エキナセア ECHINACEA ]
アメリカ原産のキク科の多年草で、先住民たちに万能薬として古くから利用されて来たハーブ。蛇に咬まれたり、風邪や傷口などの炎症や痛みにその根を噛んだという。 特に免疫力を高める効果があることで知られ、抗ウィルス作用、抗生作用もあり、感染症の治療などにも使われている。